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M365とは

MY IT News 2021年07月14日

マレーシアでは2021の6月に新型コロナウイルス変異株の流行を受け、2度目の「フルロックダウン(FMCO)」が導入される厳しい事態となっていました。当地で活動されている法人各社様は、社員の出社が許されない、あるいは顧客との対面での面談ができないなどの制限で、FMCOが企業運営への厳しい「重し」になっています。特に自社スタッフが在宅ワーク(WFH)を余儀なくされ、社員間のやりとりに相当な困難や戸惑いを感じておられることは多かったでしょう。そして、ロックダウンが解除された現在でも、更なる新型コロナウイルスの変異株の影響で感染者が出続けており、実質WFHの状態が続いている企業が多いです。

リモートコミュニケーション

そうした中、当社では「リモートコミュニケーション」の武器として、「Microsoft 365」をお勧めしています。Microsoftといえば、皆さんの間で広く使われているワード(MS Word)やエクセル(MS Excel)、パワーポイント(MS PowerPoint)といった汎用ソフトをリリースしている会社ですが、「Microsoft 365」はこうした事務系ソフトを統合し、ブラウザや携帯デバイスで使用できる「Office Online」の機能を含んでいます。リアルタイムの共同編集機能で複数のユ ーザーが同じドキュメントを同時に作業できるのは、作業の効率化にうってつけです。

在宅ワークでは、オンライン会議やビデオ通 話のツールが欠かせません。

日本ではLINEが、マレーシアではWhatsAppがそれぞれビデオ通話用アプリとして普及していますが、「Microsoft 365」に含まれている「Microsoft Teams」ならビデオ会議用に使えるだけでなく、例えば自社スタッフ間のチャット、 会議、ファイル、アプリをまとめて管理できるほか、あらゆる場所からアクセスして共同作業も可能。ですから、異なる種類のアプリをわざわざ開けて通話したり、ファイルをメールを使って転送したりといった面倒からも解放されます。

また自社スタッフ間、あるいは一定の顧客間とで情報、コンテンツ、 ファイルを共有するためのチームサイトをSharePointを使って作成できますし、さらに大きなファイルであればOneDriveでの送付、共有が図れます。

Exchangeを使ったカレンダー共有等の利便性の高さも魅力的です。

社員間等で共有できる予定表の管理、会議が可能な時間の共有やスケジューリング、アラームの受信ができます。こうした機能によって、直接の対面でなくとも、社員間でそれぞれのスタッフの動向が互いに確認でき、時間の無駄なく打ち合わせ等ができるのは大きなメリットになるのではないでしょうか。